茶道のお稽古(2023年2月)

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2月11日(土)

今日の茶杓銘(季節の言葉)は「好文木」「鶯宿梅」「木の花」

初めて筒形のお茶碗でのお点前を習いました。
基本は同じ流れですが少し扱いが違います。筒茶碗は2月までのお点前だそうです。お茶入れも初めて扱った小さな蓋のもので少し緊張。

お茶菓子は大分県の「荒城の月」と高知県の「白花栴檀」
ふわふわで餡子がしっとりでとても美味しかったです。

薄茶の量が人によって違うので、目安は何なのですか?と先生に聞くと「「三口半」と決まっているが、人によって一口の感覚も違うので正解はなく、それぞれの感覚で」と言うことでした。濃さも同様の理由で人それぞれ。

先輩方は炭手前をされていました。炭の色が赤くて美しく、見ていると吸い込まれるよう。炭を扱う時の、カラカラと金属音のような音も美しいです。

私が「仕事に行きたくない」「楽に稼ぎたい」というようなことを言うと、「みんな顔には出さないけど、血反吐を吐きながら頑張っているのよ」と先生。甘いことを言っているのは分かりますが、血反吐を吐きながら働いていたという価値観からは、みんな脱出したほうがいいよね〜と内心思っていました。

みなさん、いろいろアドバイスをしてくれたり、話を聞いてくれたりしました。心の中で、滅私奉公なマゾな価値観は捨てて(受け入れず)自由に生きるぞ、と自分に言い聞かせる私でした。

2月23日(木祝)

ベテランの先輩方とご一緒。
週末の西宮神社での兵庫県の茶会への参加にあたり、みなさんとランチしてから行く事に。

熊本の水前寺公園で購入したお土産がとても好評でした。杏の味が効いていて美味しい。炭手前を見学し、カラカラと綺麗な炭の音を耳にしながら、春の気配を感じました。

新しく初めて自分で帛紗を購入。(母の道具をずっと使って来たので)お世話になっている流派では、緑色の帛紗です。

2月26日(日)ひょうご春の茶会

初めてのお茶会に参加

私が茶道を習い始めたのは、2020年5月でコロナ禍の真っ只中でしたので、あらゆるお茶会が中止になっており、月釜と初釜位しか経験しませんでした。コロナも落ち着き、3年ぶりに県のお茶会が開催されるという事で、初参加して参りました。

カジュアルに参加出来る、地域の月釜は一席のみなのですが、通常のお茶席は三席回るのらしく、なんと二時間勝負でした(終わって疲れてぐったり)

福男で有名な西宮神社は、商売の神さま「えべっさん」の神社らしく、立派な建物!でした。

三流派のお茶席を巡ったのですが、それぞれの流派の雰囲気や、後見(お手前する人の後ろに座って茶会の説明をしたり対応する人)によって変わるお茶席の雰囲気などの違いを体験する良い機会となりました。

煎茶道は初体験でしたので、玉露の味も新鮮、御作法も新鮮でした。お茶席の方達、参加の方達…多くの方達の動きを見るのもとても勉強になりました。

普段、お世話になっている教室のお抹茶は、まろやかで余り苦味がない味なのですが、今日頂いたお抹茶は2回とも苦く感じられ、同じ茶道でお抹茶でもいろんな味があるのだなというのも驚きでした。

同門の先輩方と参加し、いろいろ教えていただきました。ありがたい経験でした。ありがとうございました。

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