お腹の底から笑う

先日、お誘いいただいてワイン会に
参加してきました。

ワイン会といっても、参加者は私を含め4名で
お食事会といった感じです。

主催者は10年ほど前にお会いした
経営者の2代目か3代目の方で
今は跡を継いで社長として活躍されています。
とはいっても、出会いがMBA関係者の
飲み会だったので、とてもフラットな関係。
(私はMBAを取ってすらいない)

その方のMBAの後輩にあたる方とそのパートナーが
参加者でした。

「新進気鋭のデザイナーとの飲み会です」
とだけ聞いていました。
私は初対面の方と会ったり話したりするのは
全然苦にならないので平気なのですが
対面した瞬間は、デザイナーの方の
佇まいに一瞬気圧されました。

赤い髪の毛、大きなピアス・・・
そしてMBAホルダーで、大学で教鞭をとっている。

サラリーマンで、しかも仕事を休んでいる私、
ちっぽけ〜!!(焦)

それでも、なぜか、体勢を崩すことなく
しかも、簡単な自己紹介をした後に
仕事の話になったので「今は、仕事をしていなくて
実はうつ病なんです〜」と自己開示。

そうか・・・
いきなり自己開示をしちゃったから
臆することなく、自分のペース全開でいられたのかな。
こんな自己開示を出来ちゃったのは、主催の方の
雰囲気というか、迎え入れてくれる人徳かな、と思っています。

明石たこのメニューが!

みなさん、経験が豊富で、話題が尽きる事がなく
私の「収集心」「社交性」といった資質が
非常に嬉しい時間でした。
経営者がアートに投資するまさに旦那衆的な会の話とか
MBAの教授の裏側とか、パートナーさんの天才っぷりとか
とにかく楽しかったです。

話題が楽しかったのもありますが、私がお腹の底から
声を出して話せた、ということも楽しかった理由の一つ。
ボイトレの後に行ったから・・?だけではなく
萎縮せずにいられたからだと思います。

私は自分探しの話とか、そこから得られた
知識の話とか、そんな話を偉そうにしていたと思います。
そんな話を面白いね、とワインを飲みながら
面白がって聞いてくれたので、機嫌良く1日を終える事ができました。

自分が見ているのとは違う世界を知っている人、見ている人
視野が広く、視座が高いというのでしょうか。
そういう人たちとの交流はとても刺激的で楽しいです。

何かGiveしなきゃ、と萎縮してしまう事なく
ざっくばらんに過ごせる人たち。
きっと、何かを与えてもらうことを
要求されていないからだと思います。
その辺も、自分がそう決めるのが大事なんだと思います。

今はコロナの影響で、人と会う事が制限されていますが
こういった人との交流、新しい出会い、
私は大好き。ちょっと忘れかけていました。
そして、デザインとかアート寄りの人たち。
自分にその能力がないと思ってしまうので
劣等感がありますが、自由で美しくて
好きだな、と感じます。

立春の日の良い時間に感謝です。
ありがとうございました。