2023年01月04日のお稽古
今年初めての茶道のお稽古。
今日のお茶杓銘(季節の言葉)は
「雪峰(せっぽう)」
「宝来」
「ときわ」
今年(令和五年)の勅題(歌会始のお題)が「友(とも)」で、それにちなんだ「三友」(松竹梅の柄)のお茶碗も用意されていました。
三友といえば「歳寒三友」、厳寒の中でも強い生命力を保つ「松・竹・梅」の三種を指して云うことが多いそう。
お福ちゃんのお茶碗も愛嬌があって、お点前の最中に目が合うと幸せな気持ちになりました。
12月からお稽古しているのは、「台子」「お火箸」を使うお手前。それまでなかった動作なので、まだ完全には体が覚えていなくて、戸惑います。
台子に向かって、お茶碗と棗を持って進み、柄杓台少し手前にひいてから、杓立からお火箸を抜くのですが、右手で右側から抜き出し、柄杓台の周りを8の字を描くように回して、胸の前まで運びます。そこで、お火箸の上の方を自分に向かって傾け、左手でその下の部分を親指を上にして持ち、さらに、右手を左手の下まで持っていって左手でお火箸の上部を掴んで台子の左端まで運び、お火箸を3センチほど手前に出た状態で置きます。
なんのための動作か、現時点では不明なのですが(苦笑)、みていると優雅な動きで、神秘的です(外人目線みたい笑)
初心者の私はとてもシンプルな作法で薄茶のみですが、先輩方は同じお道具でも複雑なお手前で薄茶、濃茶をされています。
私のお世話になっている流派は「武家茶道」の一つで、普段は派手ではないものの、かつてのお殿様たちが楽しんだ庭園やお茶室、茶道具を使ったお茶会が豪華に開催されていたそうです。
普段は入れないようなところでのお茶会もよく開催されていたそうです。
今年は徐々に再開されてくるでしょうか…?
勅題や茶の湯の言葉など、今までご縁のなかった事を少しずつ知る体験がとても面白いです。知らない世界はまだまだ広大です。
お手前のお作法などは、ネットを調べればいくらでも手順が書いてあり、そこで確認して予習、復習もできるのですが・・・
そこまでしようと思わないのと、その都度先生から教わることを楽しみにしています。なんでもネットで知るのは味気ないし、つまらないな・・・とかなりネット中毒の私だからこそ思います。
本日、お茶菓子は、「華ときわ」と「栗千里」を頂きました。
2023年01月15日 初釜
今日は朝から初釜でした。
私は参加しただけですが、先輩方が幹事としていろいろご用意くださり、新年のご挨拶、濃茶、薄茶、お食事、余興として百人一首大会を楽しみました。
お茶杓銘は「福の神」
大徳寺の13代管長によるものだそう。
今年は外の会場は借りずに、いつものお稽古をしている所での開催。慣れた場所というのもあり、落ち着きました。
着物は今回も自分で着付けました。動画を見るとなんとか着れるようになったので、今後は楽に居られる着付けが課題です。(体の厚みを薄くすることと)
お家元の先生や、諸先生、先輩方には上手に着れているとお褒めいただきました。嬉しい!母の嫁入り道具である菊模様の付け下げを着て行きました。
夜会巻も前回より上手くできたのですが、コームの先が頭に当たってちょっと痛いなぁ〜と思っていたら、、、帰宅後解いてみると、たんこぶになってました!笑 コームの先が刺さっていたのかな?
疲れましたが、少人数で和やかな会で楽しかったです。みなさん穏やかで良い方ばかりで、ほっとする雰囲気です。ありがとうございました。
2023年01月29日のお稽古
先日の 茶道のお稽古 では、私=器用 説が先生から…
YouTube見て着物を着付けて月釜や初釜に行ったのですが、割とちゃんと着れていたのが印象的なようです。
自分では不器用だから何でも時間かかると思っていて、スロースターター。最初は上手く行かないから慣れるまで努力はする。白鳥の水面下の足状態。予行演習などの準備はするーわざわざ言わないけど…YouTube見ながら何度か練習はしてから本番迎えたりはしてますが、涼しい顔している様に見えるのでしょうかね?(いやー、そんな事はない)
器用になりたいー!と子供の頃から思って来たけど、器用になれるわけでもなく、努力でカバーして来た。それは大人になっても何やら役に立っている様です。実際には努力とは思ってないけど、やれば出来ると思っている。三つ子の魂百まで
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1月のお茶杓銘(季節の言葉)は「雪折れ」「六花」「雪峰」でした。