4月のお稽古。
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4月5日(月)
細字
(読み)一看渓山(いっかんけいざん)直(あた)い萬錢(ばんせん)
(意味)真によい眺望である
どの字も、書くのもバランスも難しかった。
規定
(読み)桃李(とうり)正に芳(かんば)し
(大意)桃や李の花の香りが良い
どれもシンプルな漢字なのに、バランスが難しい。「芳」の漢字のバランスが好き。
書道で綺麗な字を書くためには、字の形を綺麗に書けるだけではダメで、筆に含ませる墨の量、筆への力の入れ具合など、字が上手に書けるかどうか以外の部分も大きいです。それが面白くも難しい。
婚活男子の話。
週末に、お見合いで出会ったお相手に別れようという話をしたそう。それを言うと決めていた会う前日の金曜日は気が楽だったそうですが、別れた後、今は罪悪感で一杯だそうです。聞いてて私も切なくなりました。結婚相談所の先へ進めようとする圧力と、彼女の進めようとする圧力がストレスだったみたいですね。
お疲れ様でした。ゆっくり休んで、次の出会いに備えてほしいです。案外、次会った人と、ぱっぱと決まったりして。
4月12日(月)
手紙
「本年度会費を別便にてお送りいたしました ご査収ください」
筆は軽やかなものの、なんとなく気分が乗らず、上手くかけた、という感じがしなかった。
「費」「便」「お」「た」「査収」が難しかった。
臨書
左上の字がとにかく難しかった。「帰」という字らしい。
婚活男子は、自宅前に駐車していたバイクを盗まれたそう。そんな嫌なことがあっても、「困ったっすよ〜」と言いながらニコニコしていた。
幼稚園児がお母さんと一緒に習いに来ていて、今までは鉛筆で字を書く練習だけをしていたが、4月から毛筆のお稽古が始まった。本人が多くを話さないので本心はわからないものの、お母さんの話を横で聞いていると、本人がお習字のお稽古が始まるのが嬉しくて、何度も自宅で道具を出し入れして擬似お稽古をしているそう。始めたばかりなのに、お道具の出し入れが上手で早いのに先生は驚いていて、「やっぱりイメージトレーニングで大事ね〜!」とのこと。硬筆のノートはお母さんに持たせているのに、大きなお習字道具を小さな背中に担いで嬉しそうに帰っていきます。
対照的なのが、小学校4年生の男の子。多分何年も習っているようだが、いつも先生に怒られている。先生の指導が全然頭に入っていない様子。親に言われて、仕方なく通っているのかなあ?毎回、逃げるように走って帰ります。
習い事でもなんでも、主体的に好きだと思える事に取り組めることは幸せだし、そうじゃない場合、不幸とまでは言わないけど、しんどかったりもったいない時間だったりするなあ、と子供達の行動をみて感じました。
4月19日(月)
臨書
たくさん丸を付けてもらいました。純粋に嬉しい。
自分ではなかなか上手く書けないなあと思っても、丸を付けてもらえるととても嬉しいです。
前週までに課題は全部完了していたので、先生のお手本に沿って自由課題のみに取り組むまったりした日でした。それでも山ほど字を書いたので、結構大変でした。