清浄華院

御霊神社に続いて向かったのは、浄土宗の清浄華院(しょうじょうけいん)です。

お目当ては、安倍晴明と書かれた御朱印です。

立派な門。御朱印のためだけに伺っていいものか?と少し躊躇しましたが、丁寧に対応くださいました。

清浄華院(しょうじょうけいん)は、浄土宗八総大本山の1つ、京都四箇本山の一つであります。一般には縮めて浄華院(じょうけいん)と呼ばれており、法然上人25霊場の23番霊場にもなっています。

清浄華院という名前は「浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修行ができる場所」という願いを込めて名づけられました。

その歴史は古く、平安時代までさかのぼることができます。貞観2年(860)、時の天皇である清和天皇の勅願により、天台宗の慈覚大師円仁が”宮中(天皇の住まい)”に禁裏内道場として建立したのが始まりです。
当時は(円教、天台のこと)・(密教)・(円頓戒)・(浄土教)の四つの学問を学ぶ四宗兼学の道場であり、かつまた国家泰平と天皇陛下のご健康を祈る鎮護国家の道場でもありました。

やがて平安時代も終わろうとする承安5年(1175)、浄土宗の開祖である法然上人は長年にわたるご研鑚の地、比叡山を去って東山吉水の地に草庵を結ばれ、念仏を称えることこそ唯一の救いの道であると説かれます。
当時の仏教界に新風を吹き込んだ法然上人の教えは、道俗・身分を問わず潮のように広まっていき、その教えに触れようとしたのは、時の天皇も同様でした。
後白河法皇は法然上人を宮中に呼び寄せ教えを請い、高倉天皇後鳥羽上皇とともに上人を戒師として円頓戒のご受戒も受けられました。
後白河天皇は法然上人の教えに大変感動され、参内の宿舎とされていた当院を法然上人に賜りました。
これによって清浄華院は浄土宗に改められ、以後念仏道場としての道を歩むことになったのです。
このため清浄華院では慈覚大師を創立開山法然上人を改宗開山として仰いでおります。

公式HPより

境内を歩いているときに、研修所という言葉が目に入ってきたのですが、公式HPを見ると、なんとNLPに着目した研修会を行なっておられるようです。人の心を宗教からだけでなく、脳科学から癒そうとしているのですね。

安倍晴明が式神たちを従えて、何やら祈祷をしている様子でしょうか?凝ったデザインのハンコが押されています!嬉しい。

所蔵されている泣不動縁起絵巻に安倍晴明が登場することから御朱印になったそうです。

他にも2種類ありましたが、コロナの影響か、書き置きのみで、1枚のみお願いできるルールになっていました。300円。

大本山清浄華院

〒602-0852 京都府京都市上京区北之辺町395

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