お坊さんの声

今日はお彼岸のお経をあげにお坊さんがいらっしゃいました。

ピンポンもなしに、玄関を勢いよく開けて、仏壇の前に座って、来客がいようがいなかろうが、読経を始めるスタイル。笑(実際、両親の元に銀行の人が訪ねてきていた)

お坊さんは、今42歳だそうですが、まだ大学で学び出した18歳の頃からお経をあげにきてくれています。

私は初回が強烈だったので、覚えています。

まず、このお坊さんのお父さんのお経と、読み方(メロディ?)が全然違う。そして、がなり声で荒い!これを毎月聴かされるのか・・・と思って憂鬱になる程違和感がありました。(そして坊主頭ではなかった)

それから何度もこの方のお経を聞いていますが、今日は「あれ?声に艶が出ていい感じじゃない?」と思いました。声が綺麗に響いている。がなっている感じがしない。何があったのでしょうか。円熟してきた、ということなのでしょうか?

こうやって人は生きて死んでいくのかな・・・と漠然と思いながらお経を聞いていました。

偶然だとは思いますが、父が「今度、お経を録音させてもらっていいですか?」と尋ねていたので、もしかしたら何か感じたのかもしれませんね。

うちはそんなに信心が深い家庭ではありませんが、浄土真宗の真宗興正派(興正寺)の檀家になるようです。

今日お坊さんが教えてくれたところによると、この動画の37分頃から始まるところに知らない間に出演していたそうです。
動画の説明には「京都大原勝林院にて日本仏教各宗派が宗派の垣根を超え、勝林院開祖一千年を紀念して、伝承声明法要を奉修致しました」とあります。なかなか感動的・・・

こちらの掛け軸は、祖母が元気な時に、近隣のお寺で集めて表装したもの。法事はお彼岸の時に母が掛け替えています。

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