キラキラ側

新卒で入った会社の同期会が

湯河原温泉でありました(私は現在も在籍)。

350人ほど同期がいた中の45人が集まり、

過去最大数の参加者だったそうです。

同期とはいえ、新人研修の4ヶ月間を

共に過ごしただけで、

配属後は飲み会でしか会わなかったり

所属クラスや配属地域が違うと、

同期でも初めましてだったりします。

IT業界なので、新人研修はコンピュータの歴史、

0、1の仕組みから、ロジックの考え方、C言語、

PCの組み立て方、データベース、

要件定義の仕方、マナー全般など、

35人程度のクラスに分かれて、毎日

朝から晩まで勉強漬けでした。

入社前からうっすら分かっていたのですが、

この世界、私の苦手なものの集合体でした。。。

(高校数学の数列、組み合わせ、証明問題などが超苦手)

毎週実施される試験と、プログラミングが

難しすぎて、毎日疲弊していました。

私の中では暗黒時代というイメージ。

そんなイメージを塗り替える会話がありました。

今回初対面の同期からは、

「一方的だけど知ってたよ」と言われました。

理由は驚きの、

「キラキラ側の人だったから」

しかも複数人から同じように言われました。

4ヶ月間の集合研修。ITの技術研修が苦痛過ぎて、

また後述のクラス運営に苦労した事もあり、

暗黒の新人研修時代だと思ってましたが、

そんな風に見えていたとは・・・

人間って、自分の事をわかってないものですね。

意外な表現でしたが、とても嬉しく思いました。

ある目標を達成するために、

私はリーダーをしたのですが、

当時はクラスメンバーといがみあったりもして、

精神的にかなりの苦痛でした。

今回なんだかんだ、当時の恨み言を改めて表現しながら、

気持ちを打ち明け、結果として仲良く?

当時を振り返りました。

時間の経過と、素直に気持ちを表現した結果でしょうか。

しばらくの間、自分の頑張りを

「やらなければ良かった」

「無駄な頑張りだった」

「余計な苦労をした」と後悔し

マイナスに捉えてた事もあったのですが、

自分らしく、いろいろ頑張って良かったな、と

今回初めて思えました。

泣きながら頑張ってたくさん考えて、

クラスで揉めて争って。

でも、良いものにしようとしたからこそ、

振り返って、いまだに話のネタとして盛り上がれるし、

改めて気づきを得られる。みんなもよく覚えてる。

共に振り返れる同期がいる。

ありがたいことです。

↓ 前列がいがみ合ったクラスメートたち

↓ たくさん集まって楽しかったです。次は5年後!

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