10月1日、朝から大きなニュース、
東京証券取引所がシステム障害で動かない、と。
東証、終日売買停止 システム障害で初
- 2020/10/1 11:52 (2020/10/1 12:40更新)
IT業界にいながら、システム開発については疎いのですが、東証社長、CIOの会見が後世に残る素晴らしさ、であると話題になっていました。
システムの開発やハードの提供は富士通だったそうですが、責任は東証にあると言い切り、システムの知識が低い記者からの意味不明な質問に対しても、丁寧に答えていました。
経営者の会見では、原稿を読み謝罪するだけで中身がない事が多いですが、この会見は、経営者がちゃんとシステムの中身を技術的に把握しており、システムに詳しくない人にもわかるよう、詳しく、繰り返し説明しています。
Twitter界隈でも 東証の記者会見は「技術がわかる経営者」「受け答えが理路整然」と絶賛する感想が集まる。なお横山CIOは落研出身と話題に。
アローヘッドは2019年11月に刷新しており、故障した共有ディスク装置1号機のメモリーもその際に採用された。故障したメモリーの交換とシステムの再起動を経て、あす10月2日は通常通り午前9時から売買を再開する予定だ。ただ、共有ディスク装置1号機の不具合発生時に、同2号機へ自動で切り替わらなかった原因は「判明していない」(日本取引所グループの横山隆介CIO)といい、開発ベンダーの富士通で解析中とした。
宮原社長は「富士通と徹底した原因究明をし、その上で再発防止策を協議している。市場運営の責任の所在は私どもにあり、(富士通への)損害賠償は現時点で考えていない」とした。
記者のレベルも問題だし、通常記者会見する経営者の知識レベルも問題なんですが、それらを吹き飛ばす、お手本レベルの会見だったんですね。素晴らしい。
翌日、10月2日の日経新聞の株価欄。
「ー」ばかりです。当然ですけど・・・
株の投資をしている方面からのコメントとしては、「1日売買が出来ないくらいで狼狽えるような投資はするな」と言うのがあり、そうなんだろうなあと思った次第。