マインドフルネス茶道

5月25日(火)、茶道教室の日でした。

お稽古は13時からですが、私は12時過ぎにお教室へ到着し、先生の指導のもとお盆の上で練習をしました。

基礎練習、素振りのようなもので、これで覚えた動きをお点前としておもてなしするそうです。

この日は、お稽古の前に先生について2回、半年先輩について1回し、お稽古の合間に師範を取られている先輩について1回の合計4回もお盆セットで練習しましいた!

先生は「覚えなくていいからね、少しずつ慣れていって下さいね」とおっしゃるので、多少は気が楽なのですが、何度も先生が横についてくれるのかもわからないし、目を皿のようにして先生の動作を観察しながら、必死でついて真似をします。メモを取ることもできず、見て覚えるのみ。
うう〜ん、マインドフルネスw 目の前のことしか出来ません。

この日は4回も練習をしたおかげか、先輩方がお点前の練習をされている時に、何の動作をしているのか?がやっと分かるようになりました。

今まではぼんやりと、何かをしているな〜・・というだけだったのが、「道具を清めているんだな」「お茶を点てているんだな」「道具を洗っているんだな」という区切りがわかって、動作が分解された感じがしました。

要は、それだけなんですよね。

まだ入門して3回目の分際で、それだけ、と偉そうに書きました。ごめんなさい笑。それだけと分解されて見えたのが嬉しかったんです。

季節によって、お茶の種類によって、他いろんな要因で、お作法は変わるようなので、ドキドキ。楽しみです。

最近、自転車でこけて怪我が治っていない先輩は、椅子を使いいながらのお点前の練習

お稽古は、先生に対して
「ご機嫌よろしゅうございます」
「本日も、ご指導お願いいたします」と挨拶して始まります。

挨拶の際は、普通の扇子と比べるとかなり小さな扇子を膝の前に置き、扇子と膝の間に両手をついて挨拶をします。扇子は相手を敬う気持ちを表すということです。自分をへり下す結界なんですね。

地元明石「藤江屋分大」の季節商品「うすぐも」(蒸しきんつば)

和菓子は2種類頂きました。(1日に2つもあんこを食べると、さすがにちょっとお腹がしんどかったです笑)

こういった菓子器に入って回ってくるのですが、上座の方に「お相伴いたします」、下座の方に「お先に頂戴いたします」と挨拶をしたのち、鉢を両手で抱えて頭のすぐ上に掲げてから下ろし、懐紙の束から一枚取り出し、端を折って和菓子をのせ、楊枝や菓子切りを使って頂きます。
食べた後の懐紙や包み紙は、各自持ち帰ります。

点てていただいたお茶は、亭主のところまで取りに行って、自席に戻ってから「お点前ちょうだいいたします」と両手をついてお辞儀をして挨拶します。(上座、下座にもお菓子と同様に挨拶をするんだったかな?)
茶碗を左手に乗せ、右手を添えて押し頂いたのち、顔の高さまで戻して、右手で茶碗を手前に2度回して頂きます。一口飲んだところで、亭主に「結構なおふくでございます」とあいさつし、残りを飲み干します。
薄茶と濃茶ではお作法が異なるようです。

最後の一口は音を立てて吸い切るとお作法の本には書いてありますが、お稽古ではまだそう言われてませんが、先生はそうしているので、次回からずっ!って飲み干してみようと思います。笑

3回目にして、ようやく言葉が少しずつ体に入ってきて、ブログに書けるほど記憶に残りました。捉えきれていないものもまだたくさんあるかもしれません。

私はまだお盆での練習のみですが、見様見真似で練習している最中は、他に気を回す余裕がないので、「今ここ」しかなく、意図せずして、マインドフルネスを体験できています。
思考に忙しく脳が疲れてしまっている、今の私に必要なもの。

なんとなく入門した茶道でしたが、私に必要なものだったな、とありがたく思っています。宇宙の采配かな。笑 感謝。

マインドフルネスとは?

私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。こうした心ここにあらずの状態から抜けだし、心を”今”に向けた状態を「マインドフルネス」といいます。

NHK健康チャンネル

次回のお稽古が楽しみです。
ここまで、初心者の茶道レポを読んでいただき、ありがとうございいました。

↓ みなさん、このような小さくて綺麗な小物入れ?にお道具を入れてらっしゃるので、私も欲しいな〜


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