余裕のある老後を送るには?

先日、50代の知人と話していたのですが、彼女は個人年金の運用等の投資は全くしていないということでした。

年代が上がるにつれて、そういう老後資金に関心を持ち、徐々に準備をしていくものなのかな?と思っていたのでちょっと意外でした。年代というよりは、個人の関心の差が大きいようですね。日本の教育の中で教わらないのも問題だと思います。お金のことは普段の生活の中では話題にしづらい雰囲気もあります。

でも。生きていくうえで金融知識は非常に大切だと思います。学校で習わなかったことを悔やむのではなく、それならば!と自分で勉強して金融リテラシーを身につけることが大切です。

日経新聞で、このような記事を読みました。

会社員の老後資金、持ち家なら65歳で3500万円 (2016/7/24掲載)

持ち家を所有している場合、「総務省の家計調査では高齢夫婦無職世帯の1カ月の支出は約28万円。これを「平均的な生活」とみなすと30年で1億80万円だ。しかしファイナンシャルプランナーの紀平正幸氏は「介護やリフォーム費用などの予備費を少なくとも夫婦で600万円は見ておこう」と話す。すると1億680万円になる。」だそうです。

出典:マネー研究所”会社員の老後資金、持ち家なら65歳で3500万円 “より

出来れは余裕のある老後を送りたいですが、公的年金では4,000~6,000万円が不足することになります…。これはちょっとやそっとの備えでは難しいですよね。家を買ったうえで65歳までに貯金で6,000万円となると、気が遠くなります。

30歳を超えると時間がたつのはあっという間です。あっという間に40歳、50歳…60歳、70歳。時間が経つにつれて資産を順調に増やしていきたいですね。

そのために、私は私自身が始めて間もないですが、50代の知人にも20代の後輩にも、まずは投資信託を始めよう!中でも個人年金(iDeCo)の開始をおススメしています。ちょっと前までは、50代から年金積立を始めるのは遅いかな?と思っていましたが、「人生100年時代」においては、50代からの積立てでも十分時間は間に合いますね。

時間を味方につけて、余裕のある老後を目指しましょう!