乳腺外科での定期検診

1年ぶりの乳腺科での検診でした。

26歳の時に、自分で胸にしこりがあるのに気づいて以来、ずっとお世話になっています。

当時は「癌だったらどうしよう。。。」と目の前が真っ暗になったのを覚えています。放射線注意のマークがある県立がんセンターの廊下で、告知に関するアンケートを書きながら、「本当のことを知りたい」にチェックしました。
もし癌だったら・・・と考えると、1週間先の予定も立てられないんだ、と言うことを体感しました。

その時は、「若いと進行が早いです」と言われたのに、入院は1ヶ月待ちと言われて、「え。。大丈夫なの、私?」と思ったことも覚えています。

細胞診の結果を電話で聞いたのですが、「良性の腫瘍でしょう。線維腺腫です。」と言われホッとしました。
ホッとしたものの、病気の知識は全くゼロの素人。「このしこりはどうすればいいですか?」と聞いたところ、先生は切れたように「あなたは、肺がんになるのが怖いからって、肺を取り出しますか?ガチャ」と電話を切られ、ショック。
乳腺外科部長・・・患者に寄り添ってよ・・・これが多少のトラウマになったのか、数年間、定期検診は行く気がしなかったのですが、5年ほど開けて以降は、毎年検査に通っています。

途中、年齢的に進行はしないと思うので、と転院を勧められ、今は近くの民間の病院に通っています。それを言われた時は複雑な心境でした(若くないのね、私って・・・)。

さて、今回の検査は・・・

マンモグラフィー、エコー、触診では特に異常なし。
「今あるしこりは良性なので、これが悪化することはまずないため、新しいしこりに気づけるよう、普段から気をつけておいてください」と先生からは熱心に言われました。

信念を持って医者をやっているような女性の先生で、素直にアドバイスに従おうと思いました。

ありがとうございました。

ご参考:厚生労働省が出しているガイド